fc2ブログ

カワラナデシコ

カワラナデシコ
  カワラナデシコ(河原撫子)

科名 ナデシコ科
属名 ナデシコ属

「秋の野に 咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七種(ななくさ)の花
 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」
 (山上憶良  万葉集)
秋の七草に入っている「撫子の花」がこの河原撫子です。
(尾花・・ススキ、 朝貌・・キキョウ)

留学僧が中国から持ち帰るとか、貿易船で中国から石竹類が入ってきた際に、これらを「唐撫子」と呼び、在来種を「河原撫子」とか「大和撫子」と呼び、外来種と区別し「河原撫子」が現在まで使われ、標準和名となっています。

花が美しく、草姿が可憐なので、子のように撫でたい草ということで撫子。
河原に自生していたので河原撫子、だそうです。
サッカー女子のナデシコジャパンの「ナデシコ」はこの花です。
昔も今も日本女性は強くて、美しくて、可憐だということですね。

数年前に、種を購入し植えていたのですが、宿根し、こぼれ種でも発芽し、この時季になると咲き始めます。秋の七草に入っているので、この花が咲くと、秋を感じます。今年は、夏が無いまま、秋なのでしょうか。

ちなみに、カーネーションもダイアンサス属(ナデシコ属)ですが、原産地は地中海か?不明らしいです。
母の日のカーネーションの鉢植えが庭に根付かないというのは悩みの種ですが、カワラナデシコが日本の母にふさわしい花なのでは!?と、私は秘かに想っています。
スポンサーサイト



赤いスイートピー

赤いスイートピー
  赤いスイートピー

赤い、というより、濃いピンクかな?とも思われますが、マッキー願望の「赤いスイートピー」ということにしました。
松田聖子の「赤いスイートピー」が発売された1982年1月以前は赤いスイートピーは無かったんですって・・・その後、この歌のヒットによって品種改良が進み、赤いスイートピーが出来たらしいです。
「シクラメンのかほり」によって、香りのあるシクラメンが出来たり・・人間のわがままは無限ですね。
白いスイートピー
白いスイートピーも咲きました。
薄紫のスイートピー
うす紫のスイートピーも咲いてます。

最近はお花屋さんで色々な色のスイートピーを見かけます。緑や黄色なども
我が家のスイートピーはピンク(7月14日の記事)、赤、白、うす紫で打ち止めのようです。
惜しいですね、もう一色欲しかったですね(カラフルファイブみたいに)

パープル ルースストライフ

パープル ルースストライフ
  パープル ルースストライフ

科名 ミソハギ科
英名 purple loosestrife
和名 エゾミソハギ

お盆の時に精霊棚の供物に水で濡らしたミソハギを振って、しずくを落とし浄める「禊(みそぎ)」をする「萩」で、ミソギハギ⇒ミソハギに
マメ科の萩ではないけれど、萩の花に見えたのでということのようです。
平安時代からミソハギは盆花として欠かせない花のようです。

私は、ハーブとして購入し植えています。開花期の地上部から作った浸出液はスキンローションやヘアリンスのほか、軽い傷の洗浄や止血、うがい薬にも利用できるそうです。

花はエディブルフラワーとしてサラダなどに使えるようですが・・・マッキーは絶対受け付けません。花を食べる事は許されないことらしいです。
ナスタチウムもボリジも却下でした。

そんな訳で、利用した事はありませんが、庭にあるだけで安心・・という安易な発想です。
かつて、コレラが流行した際、下痢止めに広く用いられたこともあるようです。
パープル ルースストライフ
湿地を好むらしいので、今年の雨続きの日々は格好の条件だと思われます。けれど、1.5メートル位になるので、毎年支えをするのがタイヘンです。

札幌芸術の森散策

ハクウンボク
  ハクウンボク(白雲木)

科名 エゴノキ科
英名 Fragrant snowbell

ピクニックコンサートで、札幌芸術の森を散策した時に、随分とハクウンボクを見かけました。もう花は終わり、果実をつけていました。私はハクウンボクの花が大好きですが、果実も綺麗です。爽やかな夏の札幌のイメージと合っているような気がします。
白い花が満開の時、白雲のように見えることから「白雲木」・・・ピッタリのネーミングです(花の写真が無いのが残念)。
ハクウンボクの実
  ハクウンボクの果実
そして、通路脇には
シモツケ
  シモツケ(下野)

科名 バラ科
属名 スピラエア(シモツケ)属 名は発見された下野の国(栃木)にちなみます
英名 Japanese spiraea(スピエラ ギリシア語の花輪とか螺旋の意味)

ヘメロカリス
  ヘメロカリス

科名 ユリ科
英名 day lily

ギリシア語でhemere(一日)、kalos(美しい)で、花が一日しかもたないことによります。日本や中国原産のユウスゲやカンゾウが、ヨーロッパに導入されて品種改良されて出来た園芸品種です。
最近、道路の街路樹の下などに植えられていて、夏に北海道内をドライブすると、地方都市でよく見かけます。「丈夫そうだ」という感想しか持てなかったのですが、芸術の森美術館に行く道で、シンプルに咲いているのを見ると・・・いいですね。

すっきり、爽やかな夏空ならもっと美しいでしょう、と呟きながら、一人散策を楽しみました。

PMF ピクニックコンサート

今日は、PMFのピクニックコンサートが、札幌市南区の「札幌芸術の森」野外ステージでありました。昨日は雨・・夜も、雨。ニュースを見ても、日本中、雨。

ほとんど諦めていたのですが、今朝9時のPMFのホームページで、開催を決定との記事を読み、疑心暗鬼で出発しました。途中、中央区で雨が降り始め、豊平川河川敷のイベント会場も人びとがテントに避難している様子を見て、絶望感に浸りながら「芸術の森」へ・・

晴れました。しかも、11時30分の開場を待つ人々が列を作っているではありませんか。行列に並ぼうとしていると、なにやら怪しげな キノコ
ベニテングタケ
 ベニテングタケ
ワーイ、子供の頃見た「白雪姫」の絵本に出てきたキノコだー!!

今年の札幌の7月が、いかに雨降りばかりだったか、納得。
開場になり、歩き進むと・・・
ベニテングタケ
カサが開く前のベニテングタケではありませんか、カワイイ。
今年はキノコは豊作のようです。
PMF風景

12時から札幌交響楽団の演奏が始まりました。尾高忠明さんの指揮とお話はとても楽しかったのですが、暑いのです・・お弁当用の保冷材で顔を冷やし、団扇で扇ぎ、乗り切りました。
今日まで夏らしい暑さを体験していなかったので、バテバテです。一緒に行った友人Tさんも熱中症になりそうだったと言っていました(Tさんは、最近マラソンを始めました)
そのTさんでさえそうなるくらい暑かったです。が、さすが札幌。日が陰るとすぐに心地よいコンサートになりました。
クリムト、シーレ ウィーン世紀末展
私は途中、会場を抜け出して、札幌芸術の森美術館で開催されている「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」の鑑賞をしてきました。

クリムトは今年のマイブームでありましたので、是非とも観なくてはと思っていたのです。クリムトの「接吻」は展示されていませんでしたが、「パラス アテナ」を観ることが出来ました。ステキデシタ。

17時からのPMFオーケストラの演奏会は素晴らしかったです。
マーラー「交響曲 第5番 嬰ハ短調」 
夕暮れの中聴くマーラーの5番、CDで聴くと長いな・・と、思うこともあるのですが、今夜のマーラー「5番」はドラマチックで素晴らしかったです。今でも頭の中にメロディーが響いています。
結局、雨にあたる事もなく無事終了。しかし、帰途に着いた札幌市内の道路は雨に濡れていました。PMF事務局のスタッフが作った巨大「てるてる坊主」のご利益でしょうか?

クリムト、マーラー、白雪姫・・・
今夜の夢はオールスターの競演ですね。

八重咲き白花ソープワート

八重咲きソープワート
  八重咲き白花ソープワート

科名  ナデシコ科
属名  サポナリア属
学名  Saponaria officinalis
原産地 ヨーロッパ、西アジア

属名のサポナリアはラテン語のSapo(石鹸)に由来し、葉にサポニンを含むことによります。根茎と枝葉を煮出した液は、デリケートな繊維製品を洗う洗剤になるそうです。中東では、絨毯の洗剤として重宝されているとか・・・

5月に「上野ファーム」のショップで見つけたとき、「ハーブ」の本で読んだ事柄が、頭の中で渦巻いて・・・・「本当かな!?」・・いつもの悪い癖が出て、買ってしまいました。
今年の花は期待していませんでしたが、咲きました。ウレシイデス。

先日、百合が原公園の宿根ボーダーで、ピンクの一重の「コモン ソープワート」が咲いていました。かなり、大株になりそうです。現在植えるところがありません。魚のいる池のそばには植えてはいけないそうですが、我が家には池などありません・・エゾヤチネズミよけになるかも・・と、考えています。
サポニンのせいか、虫食いの穴のない綺麗な葉をしています。

秋に、洗濯の実験が出来るといいのですが。

フランネルフラワー

フランネルフラワー
  フランネルフラワー フェアリーホワイト

科名  セリ科
属名  アクチノータス属
原産地 オーストラリア

花も葉も細かい毛で覆われていて、フランネルを触っている感じで、名前の通りです。2・3年前には2000円くらいで購入するには躊躇しましたが、今年は630円でしたので買ってしまいました。寄せ植えに使おうと思っていたのです。
ところが、フランネルフラワーは酸性土壌を好むので、ピートモスや鹿沼土を使うとよい・・と記述されているではありませんか。ローズマリーやヘリオトロープはアルカリ性を好むので、一緒に植えるのは無理ですね。

ショック!仕方なく、鉢植えにしました。

最近の札幌は雨ばかりなので、玄関ポーチに置いて、雨が当たらないようにしていますが、少々、間延びしてきました。
太陽が現れてくれないのです。
フランネルフラワー
それにしても、このフランネルフラワーは「キク科」の植物に見えます。私は、エーデルワイスのようなものと思い込んでいました。
エーデルワイス
  ウスユキソウ(エーデルワイス)キク科

ニューフェイスの植物を手に入れるのはワクワクしますが、冬越しなどの勉強がタイヘンです。

エリンジウム

エリンジウム プラヌム ブルーグリッター
  エリンジウム プラヌム ブルーグリッター

科名   セリ科
属名   エリンギウム属
原産地 地中海沿岸

3年前に種から育てました。耐寒性が強いので、毎年花が咲き、ドライフラワーにしてリースに使っています。

昨年「風のガーデン」のドラマの中に「エリンジウム」が登場し、花言葉が「大天使ガブリエルの贖罪」と出てきた時にはバンザイしたくなるほど嬉しかったのですが、ドラマに登場した「エリンジウム」は・・・

エリンジウム・プラヌム・フルエラ(Eryngium planum furuera)でした。

我が家の「エリンジウム」との違いは、総苞も茎もブルーであることだと思います。
そういえば、花屋さんで買った「エリンジウム」は全部ブルーで、我が家で昨年始めて咲いたとき、がっかりしたものです。(ショボン

「フルエラ」・・・いつか我が家の庭で咲かせて見せるぞ・・・・・

カンパニュラ ロツンディフォリア

カンパニュラ ロツンディフォリア
  カンパニュラ ロツンディフォリア

科名 キキョウ科
属名 ホタルブクロ属

今日も雨です。3連休だというのに大雨です。咲き始めた「イトキキョウ」が今日は地面に寝そべってグッタリしています。

これは、12年前にご近所のNおじいちゃんから「イトキキョウ」と教えられ、ロックガーデンでそよそよした姿が美しいのですが・・・

ヨーロッパから北アメリカに分布し、「イトシャジン」の名前で流通しているようですが、シャジンの仲間(ツリガネニンジン属)ではないようです。

ややこしや、ややこしや・・・

雑草とりをしていた時に、通路の砂利の中でなにやら「イトキキョウ」のような草を発見!!
踏みつけそうなので、道路に面した花壇脇の砂利の中に植えたところ、今年、咲きました。
カンパニュラ ロツンディフォリア

おそらく、とても小さな種子だと思うのですが・・・かなり、丈夫であると思われます。
株分けしたり、実生のものを集めたりして、庭のあちこちで咲いています。
葉も綺麗なので、増えるのはウレシイデス。

はつか大根 カラフルファイブ

はつか大根 カラフルファイブ
  はつか大根 カラフルファイブ

科名 アブラナ科

ホームセンターの種子売り場で、種袋を見たときに、綺麗な色に惹かれ、そして、本当に5色のはつか大根が出来るのかな?という思いで、購入しました。

5月20日に播種し、7月に入ってから収穫していました。が、5色揃うことはなくて、がっかりしていましたが、今日、ようやく5色揃いました。

ヤッター!!

このはつか大根の収穫はワクワクします。「何色かなー!?」「エイッ!」
年末の福引みたいです。今日は大当たりです。

まだ種が残っているので、また蒔いてみます。今夜のサラダはカラフルです。
ルンルン・・・・
プロフィール

nao-chan

Author:nao-chan
札幌で田舎暮らしを満喫しています

カレンダー
06 | 2009/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR